11月
2021年11月1日
みなさんこんにちは。
秋晴れの日が続き気持ち良い日が続いていますが元気でお過ごしでしょうか?
朝昼晩での寒暖差は大きいので体調管理は注意してください。
私事ですが先日、東京医科歯科大学同窓会主催の講演会「子どもの治療がうまくなりたい」を受講してきました。
会場内の雰囲気はこのような感じです。
受講した内容の一部を紹介します。
子供に多いケースですがスポーツ中の事故や転倒して顔面を硬いものにぶつけてしまった時に歯が抜けてしまうことが稀にあります。
抜けてしまった歯を適切に保管して歯科医院や口腔外科へ持参して治療を受けた場合に抜けた歯を利用できる可能性があります。
ここでいう適切に保管する方法とは抜けた歯を乾燥させないようにすることです。
具体的には抜けた歯をラップに包むもしくは容器に入れて牛乳に浸しておけば大丈夫です。
このように保管して持参すれば抜けた歯の根の周りについた歯根膜繊維が新鮮な状態を保つことが出来て、再植した時に骨や歯茎にくっつきやすくなります。
仮に抜けた歯を乾燥させたり水道水(塩素が入っているため)に浸すと歯の周りについた歯根膜繊維を傷つけてしまうので注意してください。
歯が抜けてから時間がかなり経過していたり、口の中の傷の具合で抜けた歯を再植できない場合もありますが憶えておいて損はないと思います。
他にも皆さんにお伝えしたいことはありますが今日はこのぐらいにしておきます。
参考文献 宮新美智世,歯の外傷で小児が来院したら