9月に入りました。
2017年9月1日
みなさんこんにちは。まだまだ暑い日が続きますが本日も元気いっぱいに診療を行っています。
八月は学校検診の紙を持って来院された小、中、高校生を多く診療しましたが、例年よりも深刻な虫歯や歯茎の腫れを訴える子が少なかった印象をもちます。
スタッフ一同フッ素塗布やブラッシング指導など予防処置が活きてきた実感をもち手応えを感じています。今後も予防歯科に力を入れてきます。
さて最近茶の間でよくこの方をテレビでみる機会が増えたと思います。
将棋界でも芸能界でも有名な加藤一二三さんです。
写真からも分かりますが上下の前歯がなく、部分入れ歯も装着されていません。
この理由についてある番組で語っていたのが「歯を入れたらですね、歯の入れ場所によっては小脳の働きが止まるから」と説明されていました。
この説明には我々も納得できます。お口の中は手や足などの肌に比べとても敏感です。例えば歯と歯の間に繊維性のものがはさまっていたらずっと気になってしまいますし、髪の毛などとても細いものでも異物としてすぐに感知できます。
入れ歯も同じで最初は異物として認識してしまい馴染むまで時間がかかります。
しかし入れ歯を患者さんにはできるだけお口の中へ装着してもらい、我々は調整を行うことで必ず馴染んでいきます。
そうすれば小脳の働きも阻害しないで入れ歯を装着することができるとおもいます。
また入れ歯にも金属を使用して薄く設計して違和感を減らす方法などもありますのでお悩みのかたは是非Dr,スタッフへ相談して下さいね。